2011-05-25 第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第4号
問題は、加工用米なりあるいはえさ米なり、あと耕作放棄地も含めて、そういったことを今何とか進めているんですが、これもなかなか思うように進んでいない。大体、目標の半分ぐらいまで今進んでいるわけでありますが、これからも、既にえさ米なんかは作付されておりますから、それを主食に転換するように、今そういった作業を進めているところであります。
問題は、加工用米なりあるいはえさ米なり、あと耕作放棄地も含めて、そういったことを今何とか進めているんですが、これもなかなか思うように進んでいない。大体、目標の半分ぐらいまで今進んでいるわけでありますが、これからも、既にえさ米なんかは作付されておりますから、それを主食に転換するように、今そういった作業を進めているところであります。
○今村委員 今、えさ米のことを例にしましたけれども、やはり、貴重な税金を使って、あるいは消費者の人に負担してもらうというようなことになれば、麦とか大豆とか、あるいはいろいろな野菜とか、やはり人間が、国民が必要とするというものについてこうしますよということにやっていかなきゃいけないんじゃないか。
それで、例えば、えさ米だったら八万円云々、耕畜連携でいうと一万五千円とかいうことになってきますけれども、この件でちょっと私が気になるのは、日本人がちゃんと食べるお米、これを守るためにやはり税金を使って云々というのはある意味では理解を得ると思うんですが、例えば飼料米、えさ米、これにもと、やはりそんなに莫大に、これを広げて、そして救っていくんだということになったときに、家畜のえさを買うのに何でそんな金使
例えば、えさ米といったことはどの程度貢献できるのかなどなど、ごく具体的な、身近なところで消費者に提供をしながら、消費者の願いの実現とその選択肢の幅の中で、なおかつ自給力の引き上げにつながるように、私どもとしても何とか組み立てられないものかと大変苦労をしているところでございます。
それは、えさ米市場、バイオ米市場の方に放出をしていく。そして、その放出した分に対応した主食米の買い上げをする、こういう形になると思います。
しかし、例えば予算が通った段階でいち早くやるのかどうかわからないわけですけれども、百万トンから、一応今の考え方、農林省としては、そのところについては、えさ米とかいろいろな部分が考えられると思うんですけれども、どのぐらいの部分を、一回で出すのか、それとも、そういう一つの考え方なんですけれども、それはどういうフレームでいくのか、そこを聞きたい。
それに対して棚上げの場合は、同じく百万トンの三分の一を飼料用、えさ米として出すというふうなことで、七百億円の財政負担。 この比較表を見れば、心ある国民というか、どんな方でも、こんなに財政負担が違うのであれば、棚上げというのは難しいなというふうに思うといいますか、もうだれでもそういうふうに感じると思うんです。
それから、御案内のとおり、大臣はいつも自慢されている、生産調整の目標を達成しなくても、米粉や加工米、えさ米等への取組に満額の助成が付くわけですよ。これも効果がありまして、それは、全部えさ米や米粉作る、又は、生産調整やらなきゃいかぬ分だけえさ米や米粉を作るんじゃなくて、一部だけ作って、一部はまた米作ってというような取組もできると。
飼料米、えさ米もそうです。だから、そういう路線を更に積極的に推進していただくという方向はいいんですけれども、ただ、目標を決めるにはその需要予測をきちっとしていかなきゃいけないと思います。 ちょっと余談ですけれども、ある家電メーカーと話をしまして、今、米粉でパンを焼くというパン焼き器はあるんですね。
多分、この人は、えさ米じゃなくて大豆をつくってほしいなと思っているんじゃないかと思いますよ。 なぜかというと、自給率からいえば、えさ米は豚に食わすわけで、百カロリーの豚の肉をもらうために、豚は七百カロリーか八百カロリーのえさ米を食べますね。米だと十一倍ですけれども。そういう意味で、自給率という意味では、田んぼでえさをつくるというのは自給率向上の論理からいえば低いと思うんです。
それで、えさ米はゼロ。米粉パンというのはたまに二人か三人いるだけ。ひょんなことをすると、菜種と挙げたいという人が都市部に多いんですね。きれいだからでしょうね。 ですから、私は、圧倒的に、日本人にとって大豆というのはなきゃいけないと思います。五百万トン輸入しているうちの四百万トンは油を搾って、かすはえさ。百万トンは納豆、しょうゆ、みそ、豆腐、煮豆、こういう食用の大豆ですね。
現に、えさ米の一番発祥地は僕の選挙区です、酒田です。そこで、平田牧場という有名なところがあるんだが、そこに自民党の農林関係の幹部七、八人で視察に行って、えさ米の倉庫も見て、それで昼戻ってくるまでに二時間ぐらいあったから、僕が、そのえさ米をすぐむいて炊いて、昼御飯に間に合わせて出してくれと言ったら、うまい、うまいと、えさ米と知らずに食べていました。谷津会長や西川さんたちがね。
そうすると、やはり日本において、世界に誇るべき装置であります水田というものを使って自給率を上げていく、あるいは自給力の維持を図るというふうに考えましたときに、米粉米あるいはえさ米というものは非常に大きな意義があるのではないかと考えております。
ですから、この二万五千円というものも、ずっと未来永劫これでいくかといえば、それは主食用米とえさ米あるいは米粉用米の価格がどうなっていくかということと関連をするのだろうと思っております。 議論を余り硬直的にやるべきではございませんで、どのようにして消費者の嗜好に合ったものを低コストで作っていくか。そこは農商工連携の在り方もございます。
えさ米ということでも、これは、今自給率が低いのは、牛にせよ豚にせよ鶏にせよ、鶏卵でも自給率一〇%というのはえさが外国から入っているからでございますから、それを国産で代替できないかということでやっておるものでございまして、これは生産調整とセットであることは言うまでもございません。そして、主食用米をどうやっていこうかという議論とこの議論は両立するものだというふうに私は考えておるところでございます。
そしてえさ米にする。 もう一つは、米粉用米というもの、今随分と広がってきましたが、米粉でパンを焼くと、前は何だか余りおいしくないねということだったんですが、今は米粉でパン焼いた方がおいしいねという方も出てまいりました。物によっては米粉パンの方が良いという方も増えてまいりました。あるいは、ケーキを焼いてもそうでございますが、そういう米粉の需要というものを本当に実需として拡大をしていきたい。
大体、今度、この米粉、えさ米で一年間で五万ヘクタール、この今のばらまきでもって五万ヘクタールに生産面積が伸びるというふうに予測していますね。そう見積もってこの予算を立てましたね、農水大臣。
実際問題、今までも、米粉用米では二千ヘクタール相当、二十年度では九千五百トンでございます、えさ米では約十二万ヘクタール相当、十九年度で六十四万トン、この活用実績がございます。そこから考えました場合に、当然それだけ使われるということを考えておるものでございまして、見せ金なぞということにはなりません。本当にこれが需要が出てくる。私どもは、単に所得補償するということを申し上げているのではありません。
それで、委員が御指摘の需要即応型生産流通体制緊急整備事業、これはもう少しわかりやすい名前にならないかなと私自身も思っておるところでございますが、これは米粉、えさ米というものに対して、どれだけそれを軌道に乗せるかということでございます。今まで、米粉米、それは委員がスーパーに行かれても、米粉を売っていますなんというところはほとんど見られないと思います。
したがって、この米の需要拡大という観点からすれば、米粉とえさ米、飼料米、強調されていますけれども、同じ柱ではないにしても、生産者に対して、輸出も新しい新用途米と、輸出米も私は新用途米と考えれば、大きなこれは生産者の意欲を向上させていく支援をしていく必要があるのかなというふうに思います。
えさ米もそうでございます。そのときにどのようにして構造が変わっていくかということも分かりませんので、十年後もそうなのかと言われて、私もそうですということをお答えするだけの自信を持ちません。ただ今年、本当にその方向に向けて、何というんでしょう、一つの軌道に乗せられるかどうかのいろんな措置はお願いをしたいと思っておるところでございます。
国産米の様々な用途、そして新たにえさ米や米粉の限定された用途という米の流通、消費があるわけであります。その中に、MA米も同様の形で、国産の需給に影響を与えない形でありますけれども、同じような形で需要に流れていっているわけであります。
要するに、これだけ自給率が低いのは、大体えさを外国から入れておるからなのであると、どうやって自給飼料を高めていくかということなんだけれども、えさを作る農家と実際に畜産農家との連携をどうするかみたいな議論をしていたときも、えさ米という話はありましたです。
更に今度、新規需要米ということでもって米粉、えさ米が入ってきました。 ところで、主食用と加工米については数量管理しているわけですね。飼料用と米粉用はどういう管理になるんですか。
政策的な重要性という意味でいえば、米粉であろうとえさ米であろうとそれは一緒なのだと。ただ、受けるイメージとして、米粉の方のイメージを落としちゃうねということがありますんで、PRの仕方という点では私どもよく考えていきたいと思っております。 そしてまた、えさ米にしましても、何というんですか、こめ育ち豚という豚がいるんだそうでありまして、これは非常に消費者の評価が高いと。
このフル活用については、大臣言われるように、えさ米だとかそういう部分にしていくというのも大変重要なことなんですが、基本的になぜ水田をフル活用しないかというと、やっぱりもうからないからフル活用しないんだろうと思うんですよね。これ、もうかるようにするということがまず第一のことだと思うんですよ。農家が持続的に農業を続けていただく。
これ、同じお米ですけれども、用途が米粉でありえさ米ということであって、この助成水準というものを更にどんどん上げていくということにはならないのだろうと思っております。むしろ、耕畜連携といいますか、えさ米がきちんと活用されるという流れ、それから今日の農業新聞なんかにも随分出ておりますが、米粉米を使ったいろんな商品の開発、それの需要の喚起、拡大、そういうことを図っていくべきではないのだろうかと。
もう一つは、先ほど来お話もありますが、参考人の話の中にもいろいろありましたけれども、えさ米にしろ米粉にしろ、やはり価格をどうしていくかというのが一つ大きなポイントになっていくというふうに思うんです。輸入小麦の値段が今下がるのではないかというふうに言われている中で、これをどういうふうに支援していくおつもりなのか、その点についてお伺いをいたします。
えさ米といえども、いざというときには人間が食べて食べられないものではございませんので、先ほども申し上げましたように、その辺の区分けをきっちりする必要はありますけれども、そんなことも考えております。
えさ米が二百町歩少しですか、そういう割合。 私どもとしては、できることならば、大豆、飼料用米と主食用米をうまく回せればいいな、ローテーションできればいいなと。そのことによって、冒頭にも申し上げましたけれども、大豆の連作障害回避、あるいは、大豆の後にえさ米を植えることによって投入肥料の軽減、節約ですか、それを図ることが可能である。そのように地域でうまく回すことを当面の目標にしています。
委員が最後に御指摘になりましたように、まさしくこれはえさ米として、多収穫米としての使い道があるんだろうということでありまして、今、水田フル活用ということを言っておるわけでございますが、その中において、この長粒種がどう位置づけられるか。御指摘のように、これはずっと、年がら年じゅう暑いところに向いたものなわけでありまして、日本みたいに春夏秋冬、こういうのには必ずしも向かない。
小麦等にかわる米粉米、あるいは飼料にかわるえさ米、ぜひしっかりつくっていただきたいわけでございます。 しかしながら、農家としては、それで採算が合うのか、あるいは懐ぐあいがどうなるのか、そこをやはり見きわめて判断されるわけでございます。これはもう言うまでもないことでございます。
○石破国務大臣 えさ米についてのお尋ねでございます。 えさ米は、米粉用米とともに、今御指摘のように産地づくり交付金とは別の、十アール当たり五万五千円の水田等有効活用促進交付金、こういう形で支援を行うということにいたしておるところでございます。これをもちまして、飼料用米を米粉用米とともに、水田フル活用の重要な役割を位置づけたいと思っておるところでございます。
これが広がるということを期待するわけですが、そのときに必ず必要なのが、このえさ米を使ってくれる養豚業者だったり畜農家ですよね。そしてそれを食べてくれる、コストが少し高くなるかもしれないけれども、その肉を食べてくれる消費者です。 ですから、その点では消費者が何を求めているか、どういうものを作れば日本の農業が再生できるのかということはおのずと明らかになるんだと思うんですが、いかがですか。
この二十一年度予算におきましては、例えばえさ米でありますとかあるいは米粉米でありますとかそういうものを活用していかねばならぬということ、さらには農商工連携ということ、昨年の九月末から拝命をいたしておりますが、その期間内においてできるだけ自分の考えというものは盛り込んだつもりでございます。
お金だけとは申しませんが、えさ米、あるいは米粉米、それを作る場合のメリットということにつきましては、国会の御議論もよく踏まえて今後も対策を打っていきたいと思っております。 あわせて、まさしくそういうようなお話なのですが、それがえさ米として本当にきちんと使われるか、耕畜連携ってお話も実は二十年前からずっとあるお話でございます。
これはえさが外国から入ってきているからだということでございまして、ここを、えさ米でありますとかいろんなもの、ホールクロップサイレージでありますとかいろんなものを使ってそれを上げていきませんと自給率そのものは上がりませんねと。これはどうしても達成をしなきゃいかぬことだと以前から私は思っております。 もう一点は、中山間において畜産、酪農というものがどういう意味を持つかということでございます。
まさか、それこそえさ米の対策を今度力いっぱいやっていこうというその初年度に、スタート台にして取り組もうというときに、この対策を、昨年限りの話でしたということにされるわけじゃないんでしょうねということを聞きたいわけでありまして、これは極めて大事な私の質問でありますので、適切に思い切って答えていただきたいと、こんなふうに思います。